「月輪(がちりん)」

仏教に次のような言葉があります

 

月輪のごとし

「我、自心を見るに、形、月輪の如し。

いかんがゆえにか、月輪をもつて喩とすとならば、

いわく、満月円明の体は、すなわち菩提心と相類せり。」

 

自らの心を見るに、かたちは月輪のようである

なぜ月輪に喩えるかというと、

満月のまるくて明るいすがたは、

そのままさとりの心と似ているからである。

 

なるほど・・・と思いますでしょ

 

こんなのもあります

「およそ月輪に十六分あり」

 

新月から満月まで十六日・・・

ほとんどあるかないかわからないような新月が

・・・満月になる

この十六日のあいだにいろいろな仏さまが出て来て

人間の心を癒してくれる・・・と

 

仏教では月輪の明かりをみつめて修行するようです

月輪観とか阿字観というのが・・・その訓練法です

 

月は古来より密接に関わってきた天体

月は満ち欠けをくり返し人の心身に影響を及ぼす

たとえ雨が降ってて・・・・・月が見えなくても大丈夫

たとえ雲に閉ざされてて・・・月が見えなくても大丈夫

雨の向こう、雲の向こうは・・・輝く月がいる

 

輝く月のエネルギーは・・・

いつも私たちに届いているのです

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く。

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