「お坊さんが来た」

一年に一度我が家にお坊さんが来ます

お盆に先祖の供養をするお棚経(たなぎょう)です

 

準備

お盆入り(13日)までに盆棚をつくり飾りを済ませる

 

14日の朝

お坊さんが来て、盆棚のまえに座りお経を読む

 僕も家族もお坊さんのそばに座って厳粛な気持ちでお経を聞きます

 

今回は若いお坊さんが来られました

いつもならベテランのお坊さんです(30年も来てました)

とても気に入っていたんです

 

お経がとてもお上手でした・・・

腹から声が出て重みがあり・・・心地よかった

 

お経はリズムです・・・心が休まる音楽です

来慣れてるお坊さんは、このリズムをとるのが抜群にいけてるんです

持参した楽器を使って・・・お経と楽器で僕たちを魅惑の世界に引き込む

 

楽器は一つになっている仏具

リンと木魚(もくぎょ)がひとつになってるすぐれもの

リンは漢字で「鈴」、音はリーン

リン棒でたたき鳴らしリズムをとる

読経の開始と終わりを合図する

 

木魚も読経の際に打ち鳴らしリズムをとる

音は「ポクポク」・・・軽い音です

この音は精神を落ちつかせ、集中させる効果がある(すごく心地よい)

僕たちは30年間リーンとポクポクで、一年に一度心を休ませていただいてました

 

今回はポクポクがきけませんでした

新しいお坊さんは若い方ですので、リーンだけでした

それでも心は厳粛になりご先祖様に供養できました

世代交代・・・時の流れを感じた供養でした

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く。

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