「小説家の嘘」

本から学ぶことはたくさんあります

 

司馬遼太郎「龍馬がゆく」では

若者の「気骨」を実感しました

 

読むたびに龍馬の心意気というより

作者の心意気に乗せられて

気持ちが高揚して

「何かしなくちゃー」

 

と気持ちだけ先走り

何もできない自分に歯ぎしりしたもんです

 

 

「小説というものは、元来、嘘をつくものだ」

 

この言葉は柴田錬三郎さんです

 

そう言われてみれば、その通りです

 

「龍馬がゆく」に当てはめると

司馬さんは龍馬に会ったこともないのに

さも、龍馬と親しかったように・・・

 

いや、龍馬になりきっています(笑)

 

それにまんまとハマった私は・・・

 

冷静になってみれば

司馬さんは上手に嘘を本当のように書き上げたね

 

小説家の嘘は、

小説家の表現力です

表現力の元は空想力です

 

空想とは、現実とは異なることを、

思考やイメージとして捉え作り出す力

 

「嘘も方便」と言います

 

小説家の嘘は、

素敵なイマジネーションだね!

 

 

呼吸法で健康になりましょう。寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く。

 

 

 

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