「教訓」

順調に物事が進んでいる

よし、最後まで気を抜かないぞ

 

この気持ちを表す言葉を探してみた

 

すると次の言葉に出会いました

「高名の木登り」

 

兼行法師 徒然草の一文です

 

木登りの名人がいました

人を指図して、高い木に登らせて枝を切らせていた

危険だと思える高いところでは何も言わなかったが

降りるときになって、屋根の高さまできたところで

「落ちるなよ、気をつけろ」

と言葉をかけた

 

 

名人は心の置き所が普通の人とは違います

その道の奥義を極めた人ですから

最後の最後まで気を抜きません

 

精神が常に安定して落ち着いています

そこのところを木登りに例えて

教えてくれていると思いましたね

 

 

人の気持ちは

危険だと感じているときは、気をつけるけど

危険を過ぎてもう安心だと思うと気が緩みます

 

気が緩んだときが最も危険なのです

 

ほんの少しの気の緩みから、

思わぬアクシデントが起きます

 

まさに今の時代、

世界中どこでも通用する教訓です

 

 

呼吸法で健康になりましょう。寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く。

 

 

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