「イエスを祝う」

イエスは同時代のすべての人間の誤解に取り囲まれて

生きねばならなかった。

みじかい生涯の間、民衆も敵対者も、弟子たちさえも

彼をまったく理解していなかった・・・

 

これは小説の切り出し文です

遠藤周作さんの「キリストの誕生」です

 

なかなかですよね・・・

思い切って書いてますね

 

私たちのイメージはこれとは随分かけ離れています

イエスは孤独だったんだね、寂しかったでしょ

 

聖書に書かれている

奇跡物語、愛の行為、復活・・・

これが私たちのイメージだもんね

 

そうか、彼が裁判を受け、有罪になり

十字架を背をって丘を登って磔になった

この時に奇跡を起こせなかった

 

これ、これ・・・これが問題だ

これが、民衆、弟子たちに無力だと思わせたのかもね

そこにいたわけではないのでその場の空気はわかりません

そんな感じがしないでもないね

 

弟子に裏切られて磔になることを承知でした

一切弟子に文句を言わなかった

ここがえらいね・・・

 

そんなこんなでイエスは

愛に生き、愛だけを語り、十字架上でみじめに死んでいった

だが、彼は、死後、三日目に復活することで無力を払拭するのです

これを見た弱気な弟子たちは強い信念の人にいきなり変貌する

罵声を浴びせた民衆も奇跡を見せたイエスをまた信じる

 

この辺のやり方は普通の人では考えられません

だからキリストなんですけどね

人々から”神の子”、”救い主”と呼ばれるイエス

イエス・キリストは・・・いいね

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で吐く。

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