何となく図書館で手にした「キリスト誕生」「忍者からす」
一人は遠藤周作、一人は柴田錬三郎
二人には共通点がないと思っていましたが、思わぬ共通点があった
●イエス
柴田錬三郎は「イエスの裔」
遠藤周作は「イエスの生涯」「キリストの誕生」
●三田文学
二人とも慶應義塾文学科卒業・・・らしい
「イエス」との繋がりは意外です
遠藤周作は洗礼を受けているのです
作品はキリストとの関係が深く影響しています
「海と毒薬」「沈黙」「イエスの生涯」「キリストの誕生」
遠藤さんは肺を患っていた
3回目の手術では生死をさまよったようです
奇跡的によくなった、その後は雅号を「雲谷齋狐狸庵山人」とする
狐狸庵とは関西弁で「こりゃあかんわ=これはダメだ」の意味ですって
大病を患ったので・・・こりゃあかんわ、と思ったのかね
でもなかなか、洒落てるよね、こういう遠藤さんは好きです
シバレンは「イエスの裔」で直木賞を受賞
これがわからないね・・・
心の奥そこでイエスと一つになってるんでしょう
戦争で船が撃沈されて、海に7時間漂流したときに
北栄の漢詩を詠じていて・・・助かった
これはイエスの復活劇かもね
何はさておき二人は・・・遠縁関係にあたる
遠藤さんはシバレンの家に居候していたこともあるそうです
柴田は雑誌で遠藤と対談した時
「君(遠藤)が黒ミサで生まれた子にしろと言ったから
眠狂四郎の設定が決まった」と言っている
黒ミサは悪魔崇拝・・・眠狂四郎は黒ミサで生まれた
エェーッ、嘘でしょ・・・
呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で吐く。
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