「シバレン」

シバレンは司馬遼ではありません

柴田錬三郎の柴錬です

 

図書館で手にしたのは「忍者からす」

熊野権現の幻の兵力・・・「鴉」と呼ばれる忍者の一団

忍者「鴉」を主人公にした小説

大衆に人気があった人物を重ねて書いている

一休禅師、山中鹿之助、塚原卜伝、国定忠治・・・

 

すっかりシバレンに魅せられた

彼をネットで検索する

「眠狂四郎」これはだれでも知っています

 

私が目に止まったのはここです

1940年:齋藤栄子と結婚して婿養子となり、齋藤錬三郎と名乗る

1945年:衛生兵として輸送船で南方へ派遣される途中、バシー海峡にて

      敵に攻撃され船は沈没、7時間漂流する、奇跡的に救助される

      漂流中はひたすら北栄の漢詩を詠じていたという

 

いい家柄に生まれたにもかかわらず婿養子になる

どういうわけがあったんだろうか?

 

というのは、私も養子だからです

養子仲間だけに通じることですけど

親密感を感じるね

 

”7時間も海の中で過ごす”

これはすごいですよ

 

私は瀬戸内海の海育ちです

瀬戸内海はすぐ前に島が見えます

一人で島から100メートルも沖に出て漂流すると怖いです

前に島が見えていてもです

 

バシー海峡ですから

きっと島は見えなかったと思います

 

「漂流中はひたすら北栄の漢詩を詠じていた」

なぜ、北栄の漢詩を詠じていたのか?

 

仏教で言えばお経を唱えていたことになる

絶体絶命の中での行動です

・・・考えさせられます

 

何はともあれ、よく助かりました・・・良かったね

シバレンさんとは「養子」と「海」で繋がっている

他人とは思えなくなっちゃいました

彼の本をもっと読んでみます

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で吐く。

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