「モモちゃんの訓え」

朝早くから葬儀の準備です。

9時に個別の葬儀を無事終え、モモちゃんを天国に送ってきました。

 

人間の葬儀と同じように、モモちゃんの前に座ってお別れの挨拶です。

 

真っ白い毛がふさふさして静かに眠っているようです、

体に触ると・・・固くなってます、

生命の温もりが無くなってます。

 

やわらかく生まれて固くなって死んでいく・・・、

モモちゃんの肉体を通して感じてます。

 

若い時は、気品があって、おてんばでした、

年齢を重ねると貫禄がついて、性格もちょっと優しくなったんです。

病気らしい病気は一度もしなかったです。

 

17歳と2カ月で、生命を全うしたモモちゃんは立派です、

亡くなるときは人けのない場所を選んで静かに死んでいったのです。

他人に迷惑をかけないで一人で故郷に帰る。

とてもまねができません・・・尊いことです。

 

人間はこうはいかないよね、多くの人は迷惑をかけるもんね、

 

もし、「死に方は生き方」ということになるとですね、

モモちゃんは、立派な生き方をしたということになるね、

 

わがままで、王女さまのようにふるまい、手を焼かせたぐらいは大目に見る。

ということに気づかせてくれたんだ。

 

心をまるく、大きく持ちなさい、

“尊く・清く・美しく”・・・モモちゃんから学んだようです。

 

猫が死んでこんなことを思ったのは意外でした。

 

Thank you anyway.

 

 

 

 

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