「心柱の下」

お坊さんの世界には不思議があります

不思議は、仏の法力です

法力の一つが仏舎利だね

 

仏舎利は「ぶっしゃり」と読みます

仏舎利とは、入滅した釈迦の遺骨のことです

 

入滅とは、

釈迦の死、高僧の死などに使う言葉です

涅槃に入るとも言います

 

涅槃とは、

煩悩が無くなった状態を表します

無為(むい)とも言います

こうした境地に入ることを入滅と言っています

悟りの世界に到達した人です

 

日本に仏舎利が来たのは

753年に鑑真が仏舎利を持ち込む

806年に空海らが中国から大量に持ち帰る

それ以降、仏舎利信仰が広がったと言われている

 

 

仏舎利とは、釈迦の遺骨のことですが、

仏の法力によって、

奇跡を呼び起こす力があるといわれています

 

ブッダの遺骨ですからね

見るだけで仏の力をいただけます

触ったらそれこそ大変です法力が備わります

 

後醍醐天皇、足利義光が奉請を受けています

奉請とは、頼んで分けてもらうことです

 

権力のある人たちが

わざわざ頼んで分けてもらうくらいですから

神通力があるんです

私たち凡人はいただけません

見るだけです

 

仏舎利は

法隆寺、東大寺、金剛峯寺、延暦寺、日泰寺にあります

仏舎利塔があるところにもあります

探せば近くにあるかも・・・

 

私が唯一見たのは東寺です

弘法大師(空海)が中国から持ち帰り

五重塔の心柱の下に納められています

一度見てみるのもいいかもよ

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く

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