「智慧と知恵」

般若心経の中に出てくる二つの菩薩

文殊菩薩と般若菩薩・・・

 

文殊は・・・智慧を司る仏

「三人寄ればモンジュの知恵」は文殊菩薩のこと

般若は・・・如来の智慧のこと

一切の本質を捉える悟りの智慧のことである

 

文殊は智慧の徳が強調され智慧の代表者である

般若は智慧を生み出す母体ということで仏母とも呼ばれ

慈悲をより強調されている

 

般若波羅蜜という言葉があります

この般若とは深き智慧のことであり、波羅蜜とは方法の意味です

智慧の方法によって悟りを開く

なるほど、奥が深いです

 

待てよ、仏教では「ちえ」を知恵と書いていないぞ

わたしたちが普段使う「ちえ」は知恵だ

智慧と知恵に違いがあるのか無いのか?

智慧は知恵とは次元が異なるのか?

 

知恵を調べてみました

この言葉には二つの意味がある

一つは物事について考えたり、判断したりする頭の働き

一つはアイデアを考える頭の働き

知恵は頭の回転がよく、頭の働きがいい人のことだね

的確に計算をする頭の働きが知恵

 

仏教用語の智慧は

智慧は真実はどうなのかを考える心の働き

真理を感じ取る力、本質を見抜く能力

宇宙の本質を認識する能力・判断力

 

なるほど、これは大きな違いだぞ

 

例えば

勉強ができても・・・・・智慧がない人

勉強ができなくても・・・智慧に長けている人

知恵は損か得の領域、智慧は真か偽の世界

知恵は人間、智慧は神

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で吐く

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