「柔道の受身」

柔道とはわが国の武道の一つ

素手で相手と取り組み、

心身の力をもっとも有効に使って攻撃・防御を行う

 

攻撃・防衛の練習を繰り返すことで

心身を鍛錬し、技を磨き技を身につける

これは人間形成の道である

 

なるほど、

確かに言われてみればそうだと思いますけど

一度も柔道を習ったことがないのでピントはこない

そこで違った角度から探求することにした

師匠は相田みつをさんです

 

柔道の基本は受身

「受身とは投げ飛ばされる練習

人の前で叩きつけられる練習

人の前でころぶ練習

人の前で負ける練習」

 

 

これは「目から鱗が落ちた」です

受身の練習にはこんな意図が含まれている

それはまったく知りませんでした

知らぬ故に、軽い感じの練習だと

ところが、どっこいです

 

「人前でころぶ」「人前で叩きつけられる」

 

そう思って練習するかね?

 

「人前で負ける練習」

 

負ける冗談じゃない、勝つためにやるんだろ

これが普通だよね

 

だから最初は、柔道をなめとんとちゃうか?

しかし、じっと観続けていたら

そう思えるようになりました

理由はわかりません(相田さんに聞いてください)

 

そう思えたらすごく楽になったんです

普段の自分とずいぶん違って

無駄な力が抜けている自分です

別人になった感じです

 

うまく言えないけど

不思議とすごく楽なんです(笑)

 

 

受身の基本は

最初から負ける練習を意識してやる

自分が負けるということは相手が勝つこと

受身をするたびに相手に自信をつけさせる

 

意識的に相手に自信をつけさせることは

自分の内側の怖さを排除することにつながる

これは怖さを克服する練習かもね

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く

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