正思は「しょうし」と読みます

正思とは正しい考えです、この言葉は八正道のひとつです

正しい考えとは

自己中心的な考えを捨て、真理に照らし合わせて考えることです

 

「仏教で教える心の汚れ」

全部で１０８ある煩悩の中でも、特に悪質な煩悩があります

私たちを苦しませ、悩ませる三つの煩悩、これを三毒と言います

 

三つは「貪・瞋・痴」です・・・（とん・じん・ち）と読みます

貪は「貪欲」、瞋は「瞋恚」、痴は「愚痴」とも言います

 

貪は・・・お金が欲しい、ほめられたい、好かれたいという心

人はどうなってもいい、自分さえよければいいという心です

欲の本性であり、ガリガリ亡者、エゴ、自己中がこれです

 

瞋は・・・怒りです、これは恐ろしい心

人は腹が立つと、言ってはいけないことを言い

やってはいけないことをしてしまいます

 

腹を立てると自制心を失ってとんでもないことをやるんです

その結果、大事な自分の人生を台無しにする

一瞬の出来事で、会社をクビになる、家庭が崩壊する

実に恐ろしい心です

 

痴は・・・・憎しみ、恨み、妬みの醜い心

幸せそうな人を見ると面白くない、妬ましく思う

成功してる人を見ると苦々しく思う

人の不幸をクスクス笑う心、人の失敗を面白がる心です

 

貪・瞋・痴は・・・欲、怒り、無知の三つです

これを捨てることに努力をするといいね

捨てない限り、正しい考え方、正しい思考にはなりません

 

今日もお釈迦様の教えを学びました

とても清々しいです

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で吐く