正語とは文字通り正しく語ることです
正しいとは
間違いがないこと、道理や法にかなっていること
語るとは
言葉で話すことです
仏教では正語のことを次のように言っています
人間の行為を「身・口・意」の三業に文類します
身業、口業・意業です、この口業が正語です
言語行為を糾(ただ)す修行法が八正道の正語です
世俗の人々が守るべき十の戒めのうち、四つまでが言語に関わるものです
・妄語・・・嘘をつかないこと
・両舌・・・陰口は言わないこと
・悪口・・・あらあらしい言葉は使わないこと
・綺語・・・いい加減なことは言わないこと
この中で一番気をつけるのは妄語です
詐欺はダメだね、特にお年寄りをだますのは最もいけないことです
他人をだますことは自分をだますことになるのです
あとで大きなシッペ返しがきます
お釈迦様はこうも言っています
「他人が害しない言葉を語りなさい」
ということは、勇気を与える言葉、元気が出る言葉、喜びのある言葉
すなわち有意義な言葉を使うということだね
正しく語るためには、正しく聞くということも大切です
古来、仏道は「聞法(もんぽう)」にはじまると言われてきました
真実を語る仏法に生き方を学ぶことで正しく語ることができます
今日はお釈迦様の教えを学びました
とても気持ちがいいです
呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で吐く
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