「気管・気管支・肺(その二)」

気管や気管支の内側の部分は

粘膜というやわらかな膜でできています

 

「粘膜の役割」

鼻や口から空気と一緒に入るホコリやバイ菌などをからめ取ること

鼻の穴でからめ取られたのを鼻くそといい

気管支でからめ取られたのをタン(痰)といいます

 

外から入ってくる空気を湿っぽくすることも大事な役割です

 

さて私たちがなぜ息をするのか?

体のたくさんの細胞に空気中の酸素を届けるためです

届ける役目は血液です、赤血球が宅配便のトラックなのです

 

「酸素と細胞」

元気の元は毎日食べる食べ物です

胃や腸の働きによって作られる栄養素です

この栄養素を細胞の中でエネルギーに変えるのが酸素です

 

一方、使用された酸素は炭酸ガスとなり

廃棄物として身体中の細胞にたまります

酸素を届けた血液は帰りにこの炭酸ガスを細胞から受け取り

肺に持ち帰ります

 

肺から気管支、そして気管を通って鼻と口から外に出します

 

酸素を運ぶ宅配便は赤血球ですと言いました

血液中の赤血球(ヘモグロビン)にくっついて運ばれます

ヘモグロビン・・・あなたにとって大事な友です

 

吸う息で酸素を取り入れます

吐く息で炭酸ガスを体外に出します

つまり、ガス交換です

 

酸素と炭酸ガスの物々交換が呼吸です

あなたの命を守ってくれるのが呼吸です

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で吐く。

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