「無垢(むく)」

谷川の水一杯で、朝は命をつなぎ

山霞を吸い込み、夕には英気を養う

たれさがったつる草と細長い草の葉で充分

いばらの葉の上に杉の皮を敷いた上がわたしの寝床

・・・・

・・・・

 

これは空海の詩です

「山中に何の楽しみが有る」の一部です

 

若き日の空海は自然の中で生活していました

私たちの生活とはずいぶん違います

なぜこうも違うのか?

きっと前世が違うんでしょう

 

さて、空海から学びます

私が最初に思ったことは

空海の心は純粋で清らかである

まるで生まれたての赤ちゃんのよう

赤ちゃんの無垢な心・・・です

 

僕も生まれた時は無垢でした

きっとそうです(笑)

肉体が成長して心も成長したと思っていました

ところが、大人になった私はと言えば・・・

無垢はどこかに置いてきちゃいました

 

どこに置いたのか思い出そうとしましたが

記憶が戻ってきませんでした

もういちど無垢になりたいです

 

無垢は、潔白で純真ですね

仏教では、

煩悩から離れて汚れがないことと言ってます

執着がなく、心身に汚れなく、清く美しい

これは素敵な世界です・・・無垢の世界だね

 

人間の生きる世界は無垢の世界が理想だね

ここは本当の世界です

そのまんまの世界・・・

 

今からでも遅くはないぞ

空海に弟子入りします

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く

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