「目覚まし時計」

時計を知ったのは物心がついてからだった

柱にドカッと居座ってる柱時計を見たのが最初

1回は1時、2回は2時・・・時間ごとに音が出る

なんでなるのか理由は分からなかったが・・・

ボーン、ボーンと忘れたころになる音は好きだった

 

目覚まし時計

島の朝は早い朝のランニングからはじまる

枕元のそばに目覚まし時計を置いて寝る

目覚ましのセットは4時45分

朝のランニングは小学3年生のころ・・・

お兄さん(中校生)が町内の子供を集めて

毎朝、島の外れまで行って帰ってくる

 

このランニングはすごく楽しかった

2列に並んでみんなが掛け声をかけながら走るんです

イチニ、イチニ、イチニ、イチニ・・・

小さい僕はお兄さんたちと一緒に走れることが

たまらなく好きだった(胸がはちきれるくらいワクワクする)

 

集合に遅れてはいけないと思って(お母さんに目覚まし時計を借りた)

集合場所は僕の家から歩いて1分…すぐそば

目覚まし時計が鳴ったら飛び起きて集合場所に走っていった

 

ある時、この目覚まし時計で遊んでた

ドライバーでネジをいじっていたら、自然に分解した

ネジやバネがバラバラに畳の上に転がった

元の戻そうとしたが…どうしても元に戻らなかった

目覚まし時計はその日から動かなくなり

そして音を出さなくなってしまった

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く。

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