「祖母の命日」

私には祖母がいました

亡くなってから30年が過ぎます

今日は祖母の祥月命日です、お墓まいりに行きます

 

お墓の前で両手を合わせます

目をつむり合掌して祖母を敬います

ご先祖様のおかげで今の私があります

ありがとうございます

 

祖母は優しい人でした

よく食事をご馳走してくれました

銀座の天国、永坂の更科、神田の藪蕎麦・・・

私の家族4人分をどこへ行っても祖母が払ってくれました

今までのご馳走分、全てに感謝です

 

今日は私がご馳走します

家の仏壇に上等の天ぷらをお供えしています

あたたかいうちに召し上がってください

と言って頭を上げたら・・・

 

祖母が優しく微笑みながら声をかけてくれた

「30年を思い出しなさい」と言って・・・消えた

 

30年前は私は44歳です

働き盛りでバリバリ、ドンドン仕事をやっていました

大手企業の人事で夢中で働いていた

44歳・・・人事・・・夢中・・・

 

そうか、夢中だ

無我夢中で働いていた・・・これだな

私は当時、勢いがあったんです

情熱を持って仕事に取り組んでいました

 

夢中になりなさい

情熱をもって生きなさい

夢中と情熱・・・なるほど

 

改めてお墓の前で合掌しました

お墓まいりはいいね

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で吐く

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