「空海に接近」

段ボールの中から束ねたノートを取り出す

沢山のノートの中から文庫本の切り抜きノートを出した

もちろん文庫本は「空海の風景」です

私は思い切りよく破って貼ったようです(笑)

 

破って貼ってる分と、書いてるメモを頼りに

当時にタイムスリップ・・・

空海に接近した…動機に当る部分

 

p115「空海の風景・上巻」

「空海は雑密(ぞうみつ)というものをはじめて知る。・・・

雑密は純密のかけらでしかないにせよ。・・・効能という点では

驚くべき即効性を持っていた。・・・空海が強烈な呪術者的体質

をもっていたことが、この即効性を激しく好んだことでもわかるだろう」

 

私は・・・“雑密”に関心を持ったようです

司馬遼太郎の文章力の魅惑に導かれながら空海に近寄ったんです

この雑密の「密」は、あとで三密につながるんです

 

p126「精神の毒」

「・・・人間の解脱をさまたげる精神の毒も、毒であることに変わりがない。

精神の毒には三種あるとされた。貪ること。嗔ること。癡しいこと。」

p133「虚空蔵求聞持法」

「空海の山林好きは生得のものであった。・・・彼は山野を歩き回っては

日本にわずかに伝来している雑密のカケラを採集していたのであろうか。

・・陀羅尼というのは古代インドの非仏教的行者がおこなっていた経文の

記憶術である。というより経典を記憶するためのおまじないといってよく、

空海が最初に知った雑密のカケラである「虚空蔵求聞持法」も、陀羅尼の

ひとつと・・・」

 

空海は「虚空蔵求聞持法」の真言を唱えました

これを知って私も真似してみようと思った(笑)

私はそのころ、心が荒んでドロドロでした・・・

そこで思案した結果・・・愛染明王の真言にする

『おん まからぎゃ ばぞろしゅにしゃ

ばざら さとば じゃく うん ばんこく』

 

100万回唱えたことで空海に接近したのです

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く。

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