「空海(数息)」

不思議です

今まで何度も読んだ一冊の本「密教を生きる」(中村公隆)・・・

今朝読んだら・・・次のところが目に留まった

 

空海が晩年になって、嵯峨天皇に送った手紙です

「空海もと観牛(禅定三昧)に躭って、久しく返鵲(文字の筆勢で鳥の形になる)

の書を絶つ、よもすがら数息(息を数える観法)す、

誰か穿被(専心に書を学ぶ)に労せん、終日、修心すなんぞ墨地(書を学ぶ)

にたえん・・・」(『性霊集』三)

 

難しくてよくわかりません・・・

分かりませんが一カ所だけはわかった

“数息”・・・ここです

 

一般的には数息観と呼ばれてる・・・

 

天皇への断りの手紙の中にさらっと書いてる

“数息”をしてるから・・・そちらに行けません

瞑想もしてるだろうし、お経も読んでるだろに・・・

なぜ数息を使ったのか?

 

数息と言う言葉を使えば・・・

天皇はそうか・・・しょうがないと思うからです

大事なのは・・・

空海が晩年になっても修行の一つとしてやっていた

これは見逃せません・・・

 

空海が数息を大事にしてる

修行の基本だと・・・これは捨てておけない

だからと言って・・・すぐにどうのこうのはできないが

数息・・・今後の課題です

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く。

お気軽に日記へのご感想をお寄せください

日記の感想を送る
アーカイブ