人生を長く生きていると

いろいろなことを経験します

思わぬことにも出っくわしもします

 

 

事故に遭う、病気になる

リストラにあう、離婚する・・・

 

こういう体験は誰もが嫌がります

よくないことだと思っているからです

 

 

おいしいものを食べる、旅行に行く、

結婚する、子供が生まれる・・・

 

こういう体験は誰もが望みます

これは良いことだと思っているね

 

 

いろいろ経験して成長すると、

人間は菩薩になれます

今日は菩薩のお話です

 

 

人間は、

自我とか自己が生存を支えています

自我の中心、自己の中心である心

心の働きが重要とされています

 

人間の性格は、

感情や欲望に支配されます

この感情や欲望は心の働きです

 

人間は必ず、

心の領域の支配を受けなければなりません

肉体の制約のもとで、

感情にしても欲望にしても

いずれも心の支配を受けるのです

 

 

さて、そこで菩薩様です

菩薩様は、

絶対に心の支配を受けません

大自然の支配を受けるのです

仏教では

仏（神）の支配を受けると教えています

 

 

“菩薩さまは人間性によらないのです”

 

菩薩さまに近づくには修行が必要です

 

菩薩は、

悟りを求め、衆生を救うために修行を重ねます

修行を重ねて仏に近づきます

菩薩様もいろいろいらっしゃいます

 

文殊、観音、弥勒（みろく）、

勢至（せいし）、普賢（ふげん）・・・

 

どの菩薩様になるにも容易ではありません

私たちは修行僧ではありませんので

菩薩の心を真似るのです

 

 

菩薩の心は

清く・正しく・尊い、心です

 

あっさりといえば

“真心”です

 

呼吸法で健康になりましょう。寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く。