谷川俊太郎さんとのこと

加藤さんは気、私は詩、二つを貫いて魂が存在する。

加藤さんの言葉はあなたをしなやかに励ましてくれる。

ー 谷川俊太郎

— 出会い

谷川先生との出会いは?ってよく聞かれるんです。

初めてあったのは確か海の見える仕事部屋だったと思います。

そこのオーナーさんと勘違いしてて、詩人で有名だとは全然知りませんでした。

正直言って「谷川俊太郎」一度も聞いたことなかったです。

だから、先生との出会いは?と切り出されると戸惑っちゃうんです。

出会ってどうでした?と訊かれたら、スーッと答えられます。

「ぼく成長しました」とか「すごく得しました」、「出会ってから人生が変わったね」って言えます。

何が変わったといって、一番は本を出したことです。

— 谷川先生とのレッスンの最初は何をやられましたか?

「気で飛ばす」ことをやってました。

気で飛ばすとは、自分の手首と相手の手首を合わせて気を出しあって元気になる健康法です。

気の強いほうから弱いほうに、手首を通して気を流すと、弱いほうに動きの変化が起こるんです。

人が飛んだり、跳ねたり、走ったりする現象のことです。

動きの変化を起こすために、「気の感じ方、気のつかみ方、気の出し方」をやってました。

言い方を変えると、力みをとったり、無駄な力の抜き方です。

要するに最初は「気」です。

— 谷川先生は呼吸を教える生徒としてみたとき、どうですか?
良い生徒ですか? それとも問題児ですか?

僕の考えでは、生徒にいい生徒、悪い生徒ってありません。

不良少年、不良少女って言うじゃないですか。

不良の子を問題児とするならばとても良い生徒です。

先生の特徴は「素直」。

これだけ素直な人はなかなかいませんね。

今では、早い呼吸は5分間連続でできます。

1分間の呼吸数は2回です。すごいですよ。