「書いた、書ける」

宇野千代さんといえば、

20世紀の日本を代表する女流作家のひとり

平成8年、惜しくも98歳の生涯を終える

 

 

私(宇野)は、『おはん』という作品を書いた後、

ぴたりと筆がとまった。一行も書けない。

それにしても、ぴたりと、一行も書けなくなろうとは。

(宇野千代『天風先生座談』)

 

そんな時、中村天風と出会う

するとどうだろう

宇野は生まれ変わったように筆をとり、

再び書くことができるようになったというのである

 

 

ある夜、中村天風先生が言われた

 

「出来ないと思うものはできない

出来ると信念することは、

どんなことでも出来る」

 

 

あとで、宇野さんは自問したそうです

 

「私は書けないと思ったから書けないのか

書けると信念すれば書けるようになるのか」

 

 

ある日、

ほんの二、三行書いた、書ける

また一枚書いた、書ける

 

ひょっとしたら、私は書けるのではあるまいか

そう思った途端に書けるようになった

 

 

これこそ心のはたらきです

これは無条件で参考にすべきです

 

呼吸法で健康になりましょう。寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く。

 

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