島で育った私は島の祭りが好きでした
祭りの見どころは、島の若者が地区ごとに別れて
櫂(かい)で漕ぐ和船に乗って、
速さを競う櫂伝馬(かいでんま)競争です
競漕を盛り上げるのは
和船で力強く叩く音
「どん・どん・どん」と響き渡る太鼓の音です
この太鼓の音は、
私の腹に突き刺さり
気持ちを高揚させる不思議な音です
祭りの前1ヶ月間は、
仕事を終えた若者が夜7時に集まって
櫂伝馬に乗って練習が始まります
練習は太鼓の音に合わせて
櫂を漕ぐ全員が、
気持ちを合わせて一糸乱れず漕ぐことです
夏の夜、
真っ暗な海に太鼓の音「どん・どん」
音だけが響く光景は
島に生まれた少年しか体験できない特権です
この太鼓の音は
未来への希望の音でした
島を出て成長した元少年は
腹に響いた太鼓の音を思い出します
太鼓の音は、
腹の丹田に居座っていたのです
これを思い出して
「どん」という音を発展させます
丹田で物事を受け止めて
「どんとこい」
ここからです、腹の大事さを痛感して
腹で息をする呼吸が生まれたのです
そして、「どん」で腹を刺激して
腹の中心である丹田を培ったのです
この少年は・・・私です
呼吸法で健康になりましょう。寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く。
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