1915年、コート・ダジュール。
レコット(小さな丘)と呼ばれる広大な地に立つルノワール邸宅。
そこに自転車に乗った一人の若い女性が訪れる。ルノワール夫人からの
紹介で絵画モデルの応募に来たという。ところが夫人はその年、亡くな
ったばかり。突然現れたアンドレ(愛称:デデ)と名乗る女性に驚きな
がらも、「君となら一緒にやれそうだ」とルノワールは歓迎する。
一人の芸術家が晩年、重い病に侵され絵を描くことがままならない時に
突然現れた若い女性・・・。
こんなことってある・・・若い女性だよ(笑)
「君となら一緒にやれそうだ」・・・僕もそう思うね
もう一度、やってみようという生命力が湧いてくるよね
デデのおかげで、また絵を描くようになるんです
これが生きるエネルギーです。
僕は呼吸です・・・ルノワールは若い女性の肌です(羨ましいね)
その夜、ルノワール(ルル)は死んだ妻の夢を見る。
ルル:今度のモデルはどう?
亡妻:ふ・・ふふふ・・・・(ほほえんでる)
ルル:光を吸い込む肌だ
亡妻:ふ・・ふふふ・・・・(さらに微笑む)
ルル:よく見つけてくれた、感謝する
亡妻:あなたへのプレゼントよ
夢の中で、亡くなった妻と会話する・・・
妻は天国に行ってても、雲の上から夫(ルノワール)を思い支える、
神の力を借りて、若い女性(デデ)を導いたのです。
“赤い糸”とでも言いますか・・・あるんですこのようなことが
Unbelievable!
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