「風邪の効用(野口晴哉)」

カゼとはなにか、

カゼは疲れのたまった身体にとっては、何よりもありがたい役目をする。

なぜならカゼによってのみ、疲れた身体が調整されるからである。

 

こんなことをおっしゃってる人は整体の神様・・・野口晴哉さん

 

体の鈍り(「風邪の効用」より)

健康な体というのは弾力があるのです。

伸び縮みに幅がある、ところがその人がいつも使ってて

使い過ぎてる場所、これを偏り疲労部分という

自分では感じないけど触ると硬くなっているのです

筋肉の伸び縮みの幅が非常に狭くなっている

・すごく狭くなったのが歳をとった状態

・もっと狭くなったのがお墓に入った状態

・死ぬるともう弾力はない(笑)

 

人間はだんだん弾力を失っていくようです

 

たとえば、

背骨が死んだ人と同じように硬くなっている人は、

力を抜いてくださいというと、逆に力が入ってしまう

抜くというのも、入れるというのも

その人にとっては変わらない

抜こうとするほど入ってしまう(笑)

 

体が硬くなっていると

病気も感じない、

異常も感じない、

それでいて自分は大丈夫なつもりでいる

 

ということらしいです

そうそう、体が硬い人は突然バタッと倒れるそうです

野口さんの話によると風邪をひける体がいい

風邪をひかなくなったらおしまい・・・ですって

 

そういえば・・・

「人間は柔らかく生れて、固くなって死ぬ」

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く。

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