「おめでたい日」

おめでたい日はいいよね

小学1年生になった、大学を卒業した

結婚した、離婚した

 

離婚は問題だね

本人たちは気まずい生活から離れて

新しい生活をスタートする

これはめでたいことだと思います・・・が

周りから見るといい印象ではないから

まずいかもね

 

試験に合格した、宝くじに当たった

これはいいでしょう

 

私のおめでたい日はちょっと違います

他人にとってはどうでもいいことなんです

でも本人にとってはとても重要なことなんです

あくまで個人的なことです

 

この世に出てきた日、

つまりお母さんのお腹の中から出て

産湯に浸った日です

 

私はお母さんの羊水の中で身動きが取れなくて

地団駄を踏んでいたんです(早く出たいと)

お母さんが産気づいたときは小躍りしました

やっと窮屈から抜け出せる・・・

 

それは甘かったです

産道を通るときは死ぬかと思いました

私の息が絶え絶えになっているとき

お母さんも息が苦しそうでした

 

このときお母さんはお臍を見ながら

お腹に圧をかけて息を吐いてくれました

下腹に力を入れて

少しずつ私を出口まで運んでくれました

 

ちょっと明かりが見えました

そこからお母さんは力強く息を吐いて

私を暗闇から光のあるところに出してくれたんです

 

明るくなったと感じたときに

「おぎゃ」と産声を発したんです

元気な赤ちゃんでした

 

臍帯を切られたときは痛かったです

私を産んでくれた母に感謝します

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く

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