「三つの想」

迷想、妄想、幻想

この三つは仲間であると思っていた

それぞれに「想」という漢字が使われているし

迷・妄・幻の漢字も知り合いというか悪い仲間だと思ってた

ところがそうであるようでそうでない・・・

 

迷想(めいそう)は文字通り迷っている・・どうしたらいいかわからない

決断ができない

迷想の世界は

死者が成仏できずにいるようなもだえ苦しむ状態

「迷い」の中で生きるとそんな感じがする

「迷」という字にはそんな呪いの匂いがある(笑)

 

妄想(もうそう)は・・・妄想だね

「被害妄想」「誇大妄想」「あらぬことを妄想する」

妄はでたらめという意味合いも含まれている感じがする

でたらめなものに囚われてそこから抜け出せない

井戸の中に落ちて上がってこれない世界

 

根拠もなくあれこれと想像する・・・あぶない状態

 

幻想(げんそう)はファンタジー

幻はまぼろし・・・

それが見える人には存在し、見えない人には立ち入れない世界

夢、まぼろし、寓話・・

 

「想」という漢字は・・・心に思い浮かべるおもい

人はいつも思い、考えているね・・・(同じ思い浮かべるなら)

迷でない、妄でなく、幻がいい

ファンタジーにしたり、夢を思い描く・・・

たちまちのうちに、はかなく消えてしまっても

 

人間は心で思うことが時間を経過して現れてくる

同じ思うなら幻だね

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く。

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