「光明遍照」

島で凪いだ海を毎日見ていました

見ていたというより

海と一緒と言った方が適切かも

 

凪いだ海に太陽の光が当たると

水面がキラキラ光るんです

光を眺めていたら・・・

この光は仏の光じゃないのか?

 

仏の光だと思って想像したら光明が浮かんできた

光明か・・・

お釈迦さまに光明について聞いた

お釈迦様は

「光明真言と光明遍照どちらがいいですか?」

わたしは「光明遍照」でお願いしますと答える

 

光明遍照は「こうみょう へんじょう」と読みます

光明は・・・仏から発せられる慈悲の光

遍照は・・・すべてを照らす

 

仏の慈悲は

念仏を唱えるすべての人を救い、決して見捨てません

慈悲の心は阿弥陀さまの心です

阿弥陀さまの光明は

月の光がいつも降り注いでいるのと同じように

光明も私たちに放たれています

 

しかし、建物の中にいると

その美しさは知ることができません

実際に建物から出て、月を眺めて

美しさを知ることができるのです

 

これと同じように

阿弥陀さまの慈悲は

平等に降り注いでいますが

念仏を唱えなければ、その慈悲は

知ることはないのです・・・と

 

なるほど、なるほど・・・

瀬戸内の凪いだ海は光明の光でした

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く

お気軽に日記へのご感想をお寄せください

日記の感想を送る
アーカイブ