「影」

村上春樹『若い読者のための短編小説案内』を読みました

これは短編小説の読み方を村上流に書いています

 

短編小説をテキストにして解析しています

使われたテキストは

「水の畔り」「馬」「ガラスの靴」「静物」

「樹影譚」「阿久正の話」

 

図書館で借りてきて全部読んだ

どれも好みの小説ではなかったけど

一つだけ印象に残っているところがある

 

「樹の影、樹の影、樹の影」と

3回独り言を言ったことに気がついた

 

なぜかわからないが、ここのフレーズが印象に残っている

著者は丸谷才一『樹影譚』(じゅえいたん)

影が好きな主人公の物語でした

 

数日経過して・・・ふと気づいた

「影」は「仏」と繋がりがあるのでは・・・と

 

仏は影も形もないが

影となり形となって教えてくださっている

 

影は・・・・仏さまの姿ではないか

そうか・・・影は仏だったのか

と思ったらすごく嬉しくなりました

 

影が好きな主人公は仏と一言も言っていないけど

読み手にそう思わせてくれる

これは私の仮説です

 

他人の影となり日向となりなさい

仏の心で生きなさい・・・と

 

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