「彼岸入り」

彼岸の語源はサンスクリット語の「パーラミター」からきた

パーラミター(波羅蜜多)は仏教用語で

彼岸(パーラム)、至る(イタ)の二つの意味を持つ言葉

 

お彼岸とは

到彼岸(とうひがん)という意味で

煩悩や迷いのある世界から悟りの世界へ至ること

至るために行う修行を六波羅蜜と言う

 

一般的には

春と秋の彼岸に仏様の供養をすることで極楽浄土へ

行くことができると考えられています

春彼岸:3月の春分の日をはさんで前後合計7日間

秋彼岸:9月の秋分の日をはさんで前後合計7日間

 

お彼岸の迎え方

お仏壇、仏具の掃除

お墓の掃除、供花やお供え

果物・菓子などのほか、精進料理をお供えする

 

春は牡丹の花にちなんで牡丹餅

秋は荻の花にちなんでおはぎ

さて、ここからが大事です

 

この世にいながら悟りを開くのです

彼岸の期間に六波羅蜜の実践

「波羅蜜」は般若心経に出てくる「波羅蜜多」と同じ意味

サンスクリット語の「パーラミター」・・・悟りの境地

 

悟りの境地は「彼岸」、あちらの世界

六波羅蜜はこの世にいながらにして「彼岸」に至るための修行

 

布施波羅蜜:他人のために惜しみなく良い行いをする

持戒波羅蜜:戒律を守り、身を慎み、他人に迷惑をかけない

忍辱波羅蜜:身に起こる災いを受け入れ、耐えしのぶ

精進波羅蜜:誠心誠意努力を続ける

禅定波羅蜜:常に静かな心で、動揺しない

智慧波羅蜜:物事の真理を正く見極める

 

この彼岸期間はご先祖様の協力があり、仏様の協力があるのです

六つ全部は難しいね、一つでいい、的を絞ってやる

 

初心者は

一年に2回やると、二つやったことになる

次の年も同じやり方でやると、3年で全部できます

 

「石の上にも3年」という諺がありますね

3年やれば6つ全部できたね

 

あなたの未来は

煩悩がすこぶる綺麗になります

怒りを克服し、愚痴を言わなくなり、執着から離れる

心豊かな毎日を過ごすことができます

 

今年から初めてみてはいかがかな・・・

 

呼吸法で健康になりましょう、寝る前に気持ちよくお腹で息を吐く

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